我が家の子ども達が一番最初にボルタリングに興味を持ったきっかけは、近くのスポーツセンターで無料のボルタリング体験をやったことでした。簡易的な小さなクライミングウォールでしたが、当時7歳の長男も4歳の長女も「またやりたい!」と大喜び。それがきっかけで、色々とボルタリングができる場所を調べてみました。
公共の施設でボルタリングをやる理由
ボルタリングの練習ができる場所は3種類
子どもでもボルタリングの練習ができる場所は、「公園」「スポーツセンター等公共の施設」「クライミングジム」の3種類です。他にもアウトドアショップやショッピングセンターなどでもできますが、練習というよりは、体験に近いですね。
この3種類の特徴を安全面(マットの有無・高さ・指導員がいて注意事項を利用者に徹底しているかetc)、コース面(レベル別に複数のコースがあるか、定期的にコースが変更になっているかetc)、価格面(費用が高いか安いか)で整理するとこんな感じです。
安全面 | コース面 | 価格面 | |
公園 | × | △ | ◎ |
スポーツセンター | 場所による | 場所による | ○ |
クライミングジム | ◎ | ◎ | △ |
我が家はスポーツセンター派
我が家は8歳の長男と5歳の長女の二人でボルタリングをやりたいこともあり、残念ながらクライミングジムは費用面で諦めることに。とはいえ、公園の遊具に設置されているボルタリングだけでは満足できません。そこで、「いくつかスポーツセンターに行ってみて、我が家にあうスポーツセンターを探そう!」ということになりました。
ということで、公共施設のボルタリング巡りの記録です。少しでも同じ状況の人の参考になれば幸いです。
東京都
深川スポーツセンター(東京都江東区)
「江東区立深川スポーツセンター」さん。周辺には東京都現代美術館や木場公園等、家族で楽しめるスポットが多いので、一日かけて深川周辺を満喫するのもオススメです。ちなみに我が家は車で行ったので、ボルタリングをやった後、少し足をのばして若洲海浜公園のサイクリングを楽しんで来ました。
本来なら施設の写真を載せたいところですが、残念ながらクライミングウォールは撮影が禁止。そこで、参考にこちらの記事をご紹介します。雰囲気を知りたい方はチェックしてみてください。
では、早速レビューをします!
よかったところ
1.安全面がしっかりしている
常駐している指導員の方が、初めて施設を利用する人にルールなどのガイダンスをしてくれます。ウォールの下にはマットがあり、登っている人以外はマットのに上がることは禁止です。また、コースも利用者同士が接近しないよう5つにエリア分けされていて、他の人を気にせず、登ることに集中することができます。
2.コースがたくさんある
コースは大きく分けて2つ、ロープや道具を使わずに登る高さ4.4メートルの「ボルダリング」エリアと、最上部に設置されたロープをつけて登る高さ5.75メートルの「トップロープ」エリアがあります。
ボルタリングエリアはさらに3つに分けられていて、複数のコースを楽しむことができます。ホールドの近くには、難易度別に色のガムテープを貼られていて、それぞれのレベルにあったコースを自分で選ぶことができます。
トップロープエリアでロープをつけて登るのは中学生以上でないとできないのですが、子ども・親子タイムの時は、そのコースでもボルタリングすることが可能です。トップロープエリアはホールド一つ一つの距離がボルタリングエリアより離れているので、自然とホールドの色を意識して登る練習になります。
3.子ども・親子のみの時間が設定されている
深川スポーツセンターでは、「子ども・親子タイム」という時間を作ってくれています。大人と子どもではペースがかなり違うので、ボルタリング初心者の我が家にとってはありがたいシステムです。
4.利用料が安い
4歳〜中学生は一人につき一回100円です。安い!
気になるところ
1.混み具合
指導員の方が「今日は人が少ない方」と言っていました。この価格でこれだけのボルタリング設備なので、普段はもっと混んでいるのでしょう。空いていたらラッキーぐらいの気持ちで行くのがいいかもしれません。ちなみに今回行ったのは、9月の三連休の中日でしかも晴れの日でした。みんな違うところに出掛けていたのでしょうか。
2.行く前に必ずタイムテーブルの確認を
「子ども・親子」「一般」「団体利用」の3つに分けて利用時間が設定されているのですが、この時間帯が毎日変わります。つまり、いつ行っても利用できる訳ではありません。「今は一般の時間だから子どもは利用できないの?!(涙)」とならないように、公式サイトに掲載されているタイムテーブルを確認してから行ってくださいね。
3.車で行く場合は、満車も覚悟
スポーツセンターの駐車場は26台分のみです。通常時は空きがあるようなのですが、イベントなどと重なってしまうと満車になることも。なので、車で行く際は、周辺の駐車場にとめることもやむなしという心持ちで行くといいと思います。
基本情報
- 住所:越中島1-2-18
- 問合せ先:03-3820-5881
- 時間: 8時30分〜22時00分、トレーニング室9時00分〜21時50分(最終入場21時30分)、その他の施設9時00分〜21時30分(最終入場21時00分)
- 休館日:第2・4月曜(祝日、休日の場合は翌日)、12月29日〜1月3日
- 料金:午前(9時00分〜12時00分)・午後(13時00分〜17時00分)・夜間(18時00分〜21時30分)各一般400円、小人 (中学生以下)100円ほか
- 交通:JR京葉線「越中島」駅より徒歩2分、東京メトロ東西線・都営地下鉄大江戸線「門前仲町」駅より徒歩5分
- HP:https://www.koto-hsc.or.jp/sports_center2/charge/